カラダが硬い / 柔らかいという内容の会話は、誰もがしたことあるでしょう、また私たち人間の永遠のテーマかもしれませんね。
さて皆さん、①②の写真を見て、どちらがカラダが柔らかいのか、もちろんお分かりですよね!?
では、もし②の写真の方がこのような結果になったら、皆さんはどう説明しますか?
パートナーストレッチを行い②-2の状態であればやはり硬かったと理解できます。
一方、②-1は自分で動かせないが手を貸してもらえれば関節が動くという状況、これはカラダが硬いのではなく運動制御(モーターコントロール)ができていないという事になるでしょう。
分かりやすく運転手と車で説明します。
関節もしっかり動く整ったカラダの状態→スポーツカー
関節の動きが悪く調子の悪いカラダの状態→修理されていない車
・ スポーツカーをレーシングドライバーが運転→写真①(しっかりカラダを扱えてます)
・ スポーツカーを運転初心者が運転→写真②(どう動かしていいのか分からない)
・ スポーツカーの運転手が初心者、助手席でレーシングドライバーがアドバイス→写真②-1
・ どちらが運転手であっても動かしづらく事故(ケガ)につながる可能性→写真②-2
マッサージやケアを受けてカラダがいい状態に整ったとしても、自分自身で動かせなければ本来の性能を引き出すことはできません。また、カラダが整っていなければ活動レベルに関わらずケガをするリスクも高くなります。
先日、マスター陸上をされている方が相談にいらっしゃいました。最初の評価で②-2の状態でしたが、股関節やハムストリングにほとんどアプローチする事なく、脊椎の機能改善だけで股関節の可動域改善が見られました。
このように、見た目だけでカラダが硬い・柔らかいと判断することは難しいですし、関節が動かないのは様々な理由があるので『これをやれば!』『○○に効くストレッチ』と言われるものは本当に効くか分かりません。
このようなカラダの仕組みを理解してストレッチ、トレーニングを行っていくとより効果的になりますよね。
ご自身のカラダがどうなっているのか興味のある方はHOUSEスタッフまでご相談ください。